レバレッジとはFX会社に預ける証拠金と、実際に売買する外貨額との比率を表すものです。
てこの力の「てこ」という意味で、レバレッジを利かせることで小さい資金でも大きな取引が出来ます。
レバレッジの仕組み
一般的な最低取引額である1万通貨で取引する場合を例に挙げてみましょう。
FXでドル円1万通貨を買いで1枚持った場合、その時のレートが1ドル100円だとしたら、日本円で100万円分のポジションを持つことになります。
しかし、実際に必要な証拠金の額がそのまま100万円だと大変ですよね。そこで必要な証拠金の額を1万円や2万円などに小さくしてくれるのがレバレッジです。
そんな大きなお金の取引をして、もしレートが大きく下がったらマイナスになって後からお金を支払わなければならなくなってしまうのでは?と考えるかもしれませんが、マイナスにならないように必要証拠金を割り込んだらFX会社によって強制ロスカットが発動するので、預けたお金以上に支払わなければならないことはありません。
(ただし、週末の終値から週明けに大きく値動きして始まった場合、または急激な為替変動などによって、設定されたロスカットの値から大きく離れて約定された場合に、その差額の損失分の証拠金が不足しているのなら、後から補填しなければなりません。)
レバレッジ規制
金融庁の指導により、2011年までに全てのFX業者のレバレッジを25倍まで引き下げる事が決定されました。
最大レバレッジによって、必要になる証拠金の額が決まります。
レートが1ドル100円の時に、1万通貨(日本円で100万円分)の買いポジションを持った場合、必要となる最低証拠金額は
100倍なら100万円÷100で1万円。
50倍なら100万円÷50で2万円。
25倍なら100万円÷25で4万円。
となります。
預けている証拠金の額がこの最低限必要な証拠金以下になると、原資がマイナスにならないようにFX会社によって強制的にロスカットされます。
FX会社が設定しているレバレッジはあくまで最大限の話であって「必要証拠金の額=強制ロスカットが発動する額」が決定されるものです。
この「最大レバレッジ」と実際に自分が運用する際の「実効レバレッジ」とはまた違います。
レバレッジの計算方法
実際に取引するうえで重要視されるレバレッジ(実効レバレッジ)は自分が預けている証拠金と持っているポジションとの比率によって決まります。
実効レバレッジの計算方法は
- 持っている全てのポジションの投資単位×現在のレート(1万単位×100円なら100万円)を集計。
- 現在現金化出来る預け入れ証拠金額(差損益を差し引いた額)を集計。
- 上記「1」で出た数値を「2」で出た数値で割る。
これで計算出来ます。
外為オンラインなど一部のFX会社では常に口座の実効レバレッジが一目でわかるように自動的に計算、表示されています。
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