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スワップトレード

スワップ金利狙いで長期スパンで行う投資スタイルを、スワップとかスワップトレードと言ったりします。
そしてその投資スタイルを好んでやる方の事をスワップ派と呼んだりします。

スワップトレードの投資スタイル

一般的にスワップ派の手法はレバレッジをかなり低く抑え、ストップを入れず外貨預金感覚で行ないます。

円高になってもロスカットされないようにレバレッジを2~3倍程度に抑え、相場が上がっても下がっても関係なく、スワップを受け取り続けるというスタイルです。

昨今のスワップ派事情

2007年夏にサブプライム問題から端を発した急激な円高が訪れるまでは、スワップ派は初心者にとても有利な投資スタイルとして受け止められていました。

低金利が続く円を売って外貨を買うという相場の流れ(円キャリートレード)が長い間続き、短期的に円高にブレることはあっても、対欧州通貨・資源通貨などのクロス円の長期チャートはどれを見ても大きく右肩上がりでした。

そのため、レバレッジを抑えてたまに訪れる円高にさえ耐えられれば、いつしか相場は再び円安に戻ってきて、毎日のスワップも貯まり、円売りポジションには利益が乗ったのです。

テクニカルやファンダメンタルズを駆使して相場の値動きを予測する必要が無いため、初心者でも比較的利益を上げやすいとされてきました。

しかし、2007年夏にサブプライム問題によって急激に円高になり、その後円安基調に戻るも、翌2008年3月に再びサブプライム問題から端を発した金融問題が浮上して大きく円高にぶれました。

この時点でレバレッジが高めだったスワップ派には強制ロスカット、退場になった方も多くいました。

しかし、まだ余裕のあった一部のスワップ派や、この円高なら仕込みやすいとばかりに新しくFXを始めた方々は、良い買い場だということで豪ドル円やランド円などの高金利通貨をはじめ、クロス円を買いました。

ところが、2008年8月頃から再び大きく円高にぶれはじめ、そして9月にリーマン・ブラザーズが破綻したことで、長年右肩上がりだった円相場は一気に崩れます。
市場はパニック売りが続き、売りが売りを呼んでまったく下げ止まりませんでした。

100年に1度の金融危機と言われるこの大暴落で、ストップを入れず、損切りをしなかったスワップ派と呼ばれる投資家の多くが強制ロスカット、退場に追い込まれました。

クロス円のチャートの月足を見れば一目でわかりますが、2008年8月から10月ぐらいまでの間に凄まじい勢いで下落しています。

スワップ派に特に人気のあった豪ドル円で言えば、2008年7月の103円台から僅か3ヶ月足らずで約半値の55円まで下げました。
レバレッジ2倍に抑えても退場寸前です。

この大暴落によって、大きく円高に振れたため、ある意味買いやすいレートにはなったのですが、世界中に広がった金融危機は非常に深刻です。

少なくとも当分はくすぶり続け、何度も関連の問題が再浮上しながら、円高に推移する局面があると思います。

以前のようにただ持って耐えていれば、スワップを貰いながら為替差益もどんどん増えていく、という具合にはいかないことでしょう。

スワップトレードの手法

レバレッジを低く抑えて損切りをせず、スワップポイントを受け取り続けるのが手法です。

世界的な不況に陥っている現状で、これからスワップ狙いで買うのであれば、今まで以上にレバレッジを低く抑えたリスク管理が必要です。
そして安定した為替差益が期待出来ない分、当分の間は投資効率が低くなることも覚悟しなければなりません。

ただ、それだけの大暴落が起こる前と後では、後のほうがリスクを把握するうえで断然有利になります。
投資を始めるタイミングとしては今は大きなチャンスだと思います。

下落トレンド中に値ごろ感で買わず、大きな流れでの上昇トレンドをしっかり確認してからレバレッジを抑えて買い、下がってもナンピンをしないというルールを守れれば、退場まで追い込まれる可能性は極僅かに抑えられる思います。

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